君は「フランダースの犬」のストーリーを覚えているか?
皆さんこんばんは。
私は基本寝る時以外は寝室にはいきません。なのでいつも寝る時に寝室に行くと、この季節はキンキンに部屋全体が冷えてます。シーツも毛布も枕もまるで床みたいな冷たさ。
昨日そんな冷え切ったベッドにうつ伏せになってうとうとしながら思ったんです。
フランダースの犬かよwって。
それで思ったんだけど私って実はフランダースの犬のストーリーを詳しく知らない気がする。
ネロとパトラッシュの衝撃のラストだけが世間に浸透していて前半のお話があまりにもないがしろにされていると思う!そんなのはだめだ!
物語というのは前半の穏やかさ、しっかりとした足場があってこそラストに盛り上がれるもの!
これは本当、「CLANNAD」の48話を見終わって「CLANNAD AFTER STORY」を見た人と、最初から「CLANNAD AFTER STORY」に手を出しちゃう人の流す涙の量の差からも伺えますね。
「CLANNAD は人生」と言い切るためには前半の48話が絶対に必要!!
あー思い出して泣けてくるわー。クラナド。ほんと人生とは、家族とは、大切にするとは、されるとは、をあんなに見つめる作品ってないよな。だんごーだんごーだんごーだんごーだんごーだいかぞくー。
よし!大丈夫!まだ話しそれてない!
そーこーでー!
今回は私なりに「フランダースの犬」のストーリーのかけらをかき集めて、まとめた後に答え合わせをして名作「フランダースの犬」の素晴らしさを見つめなおしてみようというだけのブログです。
では元気にやっていきましょう!!
【私が覚えているキーワード】
男の子のネロ
犬のパトラッシュ
パン半分こ
絵が好き
お爺さんいたかも?
女の子がいるらしい(上の絵を見て知った。)
最終的に死ぬ。
多分美術館で死ぬ?
パトラッシュ虐待されてた?
けっこー覚えている!!
パン半分こ!!
でも物語の冒頭が、当時後頭部思いっきり殴られたか、黒づくめの男にクロロホルムかがされたかってくらい抜け落ちている。
そこをうまくカバーできるかどうかが今回の見どころですね。
ではざっくりまとめていきまっしょう!
多分フランスののどかな村にネロという男の子がいました。
ネロは足の不自由なおじいさんと犬のパトラッシュと一緒に住んでいました。
その家ではお爺さんしか働き手がいませんが、足が不自由なためまともに働くことは出来ず、とても貧しい生活を送っていました。
ネロが住む家の近くにはマリアという女の子が住んでいました。
マリアんちは割とお金がありました。
だからマリアのお父さんは家庭環境のあまり良くないネロと遊ばせるのがあまり好きじゃありませんでした。
ネロは小さい時から絵の才能がありました。
主に書くのは風景でした。あとパトラッシュも。絵の好きなネロにはどうしても見てみたい絵がありました。でも美術館に行くお金なんてありません。
ある日ついにお金が全然なくなってしまったネロ家。そのタイミングでお爺さんまで死んでしまいました。
いよいよ後のないネロとパトラッシュ。
ネロもパトラッシュも虐待されながら小銭を稼ぎますがそんなものでは生きていけません。
死を覚悟した二人はアンナにこっそりパンを分けてもらい半分こし、腹ごなしして美術館に向かいました。
ずっとみたかった絵は隠されていて見えません。が、その瞬間神様のご配慮でしょうか?絵にかかっていた幕がおちて二人は見たかった絵を見ることができました。
天国の絵でした。
それを見たパトラッシュは静かに息を引き取りました。ゆっくりお休みパトラッシュ。そういいネロもまた横になりました。
どこからやってきたのでしょう。小さい天使たちが微笑みながら二人を天国に連れて行きました。
はいっ!ここまでー!!!!
よし。
答えを見ていきましょう!
ストーリーここで読めました。
http://fermat.sakura.ne.jp/meisaku/nello/nello_hanako.htm
多分フランスののどかなフランダース地方にあるアントワプールから、3マイルほど離れた小さな村にネロという男の子がいました。
ネロは足の不自由なおじいさん(ネロの祖父ジェハン・ダース。かつての戦争で足を痛めた)と老犬のパトラッシュパトラシエと一緒に住んでいました。(パトラシエ!!!)
その家ではお爺さんしか働き手がいませんがおじいさんとネロがパトラシエを養うと同時に、パトラシエに養われていました。(!!?)、足が不自由なためまともに働くことは出来ず、とても貧しい生活を送っていました。
パトラシエは前の飼い主に奴隷のように使役されて死にかけていたところをネロとおじいさんに見つけられ助けられました。
二人に優しく介抱され元気になったパトラシエ。優しい二人のことが大好きになりました。おじいさんやネロが牛乳配達に行くのを手伝う姿はとても美しい光景でした。
ネロは小さい時から絵の才能がありました。
主に書くのは風景でした。あとパトラッシュも。(なんでも書けたみたいw)絵の好きなネロにはどうしても見てみたい絵がありました。でも美術館教会に行くお金なんてありません。ネロが見たかった絵はお金を払わなければ見ることはできなかったのです。
ネロには夢を語る相手であったが住む家の近くにはマリアアロア(名前がそこそこニアピン)という女の子の友達が住んでいました。
マリアんちは割とお金がありました村一番の裕福な家庭でした。(粉屋)
だからマリアのお父さんは家庭環境のあまり良くないネロと遊ばせるのがあまり好きじゃありませんでした。
心優しいネロはひどく傷つき、アロアと会わなくなってしまいました。アロアもネロと同じように悲しみました。アロアはネロを愛していたのです。(愛していたのです!!ちなみにこの二人この後キスする。ネロは有名な画家になってじーさんとパトラシエとアロアと幸せに暮らしたかったのだ。)
ある日ついにお金が全然なくなってしまったネロ家(アロアのとーちゃんの陰謀で牛乳が売れなくなる)。そのタイミングでお爺さんまで死んでしまいました。
いよいよ後のない(強欲なおっさんに借りてた小屋の家賃も払えずに出て行くことになった)ネロとパトラッシュ。
ネロもパトラッシュも虐待されながら小銭を稼ぎますがそんなものでは生きていけません。
死を覚悟した二人はアンナにこっそりパンを分けてもらい半分こし、腹ごなしして美術館に向かいました。(絵のコンクールに出品してたけど入賞もできず、全て終わったのだと悟ります。)
この後、ネロがアロアのとーちゃんが落とした金を見つけてそっと届けてアロアのとーちゃん改心。ネロを息子にしたる!と心変わりするもネロはそんなこと知らずに一人で死にに外に出る!
パトラッシュは家に閉じ込められてたけど、アロアのとーちゃんが家を開けた瞬間に飛び出し教会の中でネロを見つけ出す。
いよいよネロは死にかけていました。そっとパトラシエを抱きしめて『二人で一緒に死のう』と言いました。ずっとみたかった絵は隠されていて見えません。絵を隠していた扉は開け放たれていました。が、その瞬間雲間から光が差し込んでその絵を照らし出し神様のご配慮でしょうか?絵にかかっていた幕がおちて二人は見たかった絵を見ることができました。
天国ルーベンスの絵でした。
それを見たパトラッシュ二人は静かに息を引き取りました。ゆっくりお休みパトラッシュ。そういいネロもまた横になりました。
どこからやってきたのでしょう。小さい天使たちが微笑みながら二人を天国に連れて行きました。
ネロがあまりにも強くパトラシエを抱いていたので村人たちは二人を同じお墓に入れました。二人はこれからもずっと一緒なのです。
感想
はい。どうでしたか。
普通に泣けるねこれ。
それなりにストーリーは覚えていたかと思います。
(パン半分このシーンがなくて愕然とはしている。あとパトラシエという名前は多分林先生も初耳。)
でもこの話で伝えたかったことってなんだ。人や犬に優しくすればいつか誰かの心を変えられるし、優しい気持ちで死んでいけるということですか?
どうやって努力しても変えられないものや環境があるということですか?
ネロは死ななくちゃいけなかったんですか?
色々と考えさせられる素晴らしいお話でしたね。
だいぶかいつまんで書いたのでぜひみなさんリンク先に飛んでお話を読んでみてください。
たまには昔話を思い出すのもいいですね。
あととりあえずクラナドもみてください。
ではでは。