三十路100%

部屋とワイシャツと三十路

ほうれん草とかいう超わがままな野菜

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いやね、山瀬が好きなんですよ。ほうれん草。ほんとTWICEやらほうれん草やら好きなものが沢山あって羨ましい限りなんですけどね。

「ほうれん草買ってきたよー」ていうとおもちゃ買ってもらった子供みたいに「やったーーー!!!」って喜ぶんですよ。「どうやって食べたい?」って聞くと「ほうれん草ならなんでもいい!!!」っていうわけですよ。そこまで好かれるなんて罪作りな野菜なわけですけどわたしはそんなに好きじゃない。なぜならこいつはなかなかのわがまま小悪魔系女子系野菜だと思うからです。(わたしは何を言っているのか…)

 

まずこいつ割と高い。一袋240円くらいする。高い。コンビニでおにぎり二個買える。その割に茹でたり炒めたりするとわたあめ顔負けに小さくなる。なんか凹んでんの?ってくらいしゅんとする。一袋分のほうれん草茹でて食べてもお腹は満たされないと思う。コスパ悪い。

しかも茹でたら栄養素出て行く。ビタミンとかいっぱい栄養素入ってるらしいけど茹でたら出て行く。意味ない。でも生では食べれない。じゃあクリームシチューにぶち込んで茹で汁も食べたらえーやん。て思うけど無理。こいつアク出るから。なんか歯がギシギシして食べれたもんじゃない。クリームギシギシチューになる。

しかも歯の裏にくっつく。ちょっとでも茹ですぎるとすーぐ葉の部分がとろとろになって粘着力出てくる。

いやさっと茹でればいいんだよってレシピに書いてあるけど「さっと」ってなに?塩胡椒少々とか塩ひとつまみとか大阪の人の「シュッとしてる」とか全然わかんない。私と芦田愛菜ちゃんのひとつまみは全然量が違うと思うし、シュッとしてるというのも人によって多分いろんなシュッがあるのだと思う。とにかくこういうモヤモヤ感を生み出す「さっと茹で」マストなところもいや。

 

ほうれん草の最大かつ最強の敵は小松菜かなと思う。ほぼ同じような料理に使えるし、ほうれん草に比べてシャキッと感が強い!茹でた後も鮮やかな緑になって、ぬめぬめすることもなくピンと背筋をはっているかんじ。フレッシュな新人サラリーマン君のような清々しさが小松菜にはある。あと自称「草」と自称「菜っ葉」だったら完全に後者の方が清潔感がある。

 

ちなみに私は小さい時から口の中でぬるぬるとろとろするものが好きじゃない。納豆を始めネバネバ系の食材は軒並み苦手だし、イカや甘エビのお刺身も噛むとトロトロして好きじゃない。夏に出てくる納豆やらオクラやらとろろやらが盛り込まれたネバネバ丼みたいなやつは食べたら発狂すると思う。

だからそういう面からしても「ねーえーお願い♡」と擦り寄ってくるように歯にくっついてくるほうれん草よりも、「よろしくお願いします!あ!大丈夫です!これくらいなら自分でやれます!」と自立した小松菜の方が好き。

 

そもそもヤサイノアマミガーとかヤサイノウマミガーとか言う人いるけど私は未だにそれがよく分からん。野菜は野菜だし、ほぼ味ないし、好きな食べ物はファミチキだ。だから、野菜食べたいとか蒸し野菜やらバーニャカウダやらに興奮する女子の気持ちがわからない。居酒屋行ったら唐揚げ頼みたい。

本当に美味しい野菜を食べたことがないんだと言われることもあるけど、本当にそうかな?みんなが本当に美味しい野菜と思うものを私は食べてもその旨味に気づいてないのかもしれない。でもこんな私でもいつか野菜と感動的な出会いをして夢中になってその野菜を求めるようになって見たいとも思う。

 

でも家系ラーメンに入ってるほうれん草だけはほんとに美味しすぎてやばいよね。トロッとしたスープによく絡んで麺とも絡み合うスーパーサブ!!まさにラーメン界のボランチ!!(適当)

だから食べ方によってはやっぱり美味しいのかも?

 

あーーーラーメン食べたい!!!!!

 

そんなことを思いつつ、一応体のために野菜を食べるようにはしていますが未だにほうれん草は手なづけることが出来ません。

早くほうれん草をさっと茹でられるシュッとした女になりたいもんです。

 

 以上です。